期待しない強がり
2025年の5月、ゴールデンウィークが終わった直後、嵐が活動を終了することを発表しました。
その発表を直に見て直後に感じたリアクションがこれ。
いろんな、やっとかー!という思い
— ぱる (@bi9ri) 2025年5月6日
オタクたちが口には出さなくてもある程度覚悟をしていた中で、ちゃんと全員で伝えてくれていつものように時間の猶予をくれて、幕引きまで完璧で鉄壁なの、いくらなんでも嵐らしすぎないか?だからずっと待ってたし、待てたし、ずっと好きなんだよな嵐のこと
— ぱる (@bi9ri) 2025年5月6日
活動を終了することを発表したと同時に、来春、最後にファンの前でコンサートをすることまで発表されました。その活動終了をする約1年前になる日に発表、というわけでした。
やるせなさが解放されると思うとなんだかスッキリするし、そしてなんか不思議と解散しても嵐ずっといる気がして、それがこの休止期間で実証されたので、こうしてフワフワと嵐は存在し続けるんだなーと思ってしまう それだけの期間ずっと応援できたのだから当たり前か
— ぱる (@bi9ri) 2025年5月6日
なんだかやっと消化される、地縛霊が解き放たれるような気がして、ハァーー!と大きな息を吸って吐きたくなる感じ。そんでもって、久々に嵐5人の顔と姿を1つの画面で見た時の、感動というよりは、うお!みんないんじゃーん!なにしてんだし〜〜(ニヤニヤ)みたいな浮ついた気持ちまででてました。それも嵐は喧嘩別れとかではなく、わりと定期的に5人でプライベートや仕事の話で集まっていたことをメンバーが話してくれていたので、それがたまたま目にできたという感覚でとてもニヤニヤしてました。
それでもって、この前二宮くんが42歳の誕生日を迎えた当日。
二宮くんお誕生日おめでとう!今年も健やかに!今年こそ健康で!!
— ぱる (@bi9ri) 2025年6月16日
嵐から動画も届いてました。私はいつものマイバースデー動画が今年も来たか〜というテンションでいたのですが、どうやらよくよく文面を見ると、嵐の5人で撮影をした動画でありそうだった。エッそんなちゃんとしたコンテンツ届けてくれんの??
たまたまこの時期仕事でしこたま忙しかった私は当日すぐには見れず、その二日後くらいに寝る前その動画を再生してみると、嵐が一室に集まってなんかパーティーみたいなのをしようとしてる様子。そして動画尺が30分弱。というのを見て、アッこれ多分今サクッと見れねえやつじゃね??ちゃんと見なきゃなやつじゃね??と思いすぐ閉じた。それで忘れるように寝た。
次の日の朝の電車の中、プレイリストでどんな曲を聴いていても、あの5人が一室でなにかしようとしてる景色が忘れられず、動画の半分くらいやっと再生することができました。そこにいたのは5人で1つのテーブルを囲んで近況をお酒飲みながらだべってる嵐。そんなよく見ていた光景と、よく見ていた掛け合いが広がっていて、なんか一瞬嵐休止なんかしてなかったんじゃね?(しっかりしてる)という気持ちまで起きていました。大野くんが嬉しそうに段々普通のテンションでだべってたり、いつものように相槌する4人がいたりとか、なーんかめちゃくちゃ良い雰囲気だった。
嵐はすげーなと改めて思いました。こんなに5年近くの時間の距離があったのにこの15分くらいで一気に詰めてくるんだもん。どう考えてもおかしいな。みなさんもそう思いませんでした?なんか去年の誕生日動画もこんなんだったよな?みたいな。(そんなことない)
朝の通勤では途中までしか見れなかったのですが、帰りに残りの動画を再生した。残り10分くらいを残して締めに入ろうとしていて、ちょっと疑問に思ったら、なんと、嵐が歌うと言うのです。え!すごー!と素直に思った。この流れで歌までうたうんやー!と。歌った時の感想をワクワクしながら嬉しそうに照れ臭そうな顔で5人がしてるのを見て、初めてうわ〜〜なんか新鮮だな〜と思いました。こんなに歌った時のことを噛み締めるように話してるの面白いなぁと。しかも、ファンの人がどう思うんだろう?絶対嬉しいでしょ??やるでしょ??みたいな感じで、ワクワクしてるように私は見えたのです。嵐は従順で、おもしれー男たちだなと思いました。
そこでやっと歌われた「カイト」。それを見て、途中で私はそこで初めて「あれ?」と思いました。「あれ、なんか泣きそうだ」と。それまでなんてことなく見ていたのに、そのままの流れで見ていた嵐が歌う姿を見て、なんか電車の中で急に泣きそうになってしまって、自分でもめちゃくちゃびっくりしました。
なんせ、私は嵐が休止すると発表してからこの動画の直前までずっと、嵐のことで泣いたことがなかったです。休止はもちろん言い表せないほど心にグサグサきたけど、それ以降はなにか覚悟をして見守っていたし、この時期の2年くらい、嵐のことをずっとどこかで俯瞰して見ているところがありました。それは熱量が低かったというわけでは全くなく、いろんな事情ありけり。
嬉し涙も寂し涙も悲し涙も一度も出たことなくて、それは嵐がいろんな術を使ってなるだけいつも通りを届けようとしてくれていた安心感があったからだとも思います。なんてドライな人間なんだと思われるかもしれませんが、でも私は自他共に認めるメンタル強靭マンで、滅入ることなんて滅多になかったからかも。
嵐が活動を終了すると聞いても涙が出ることはなかったそんな私なのですが、カイトを歌う嵐に急に電車の中で涙目になってしまいました。正直カイトは私そんなに好きな曲でもありません(ひどい)いつまでもだったら大号泣してるかもしれません(あるわけない)なのになんでこんなに泣きそうなんだろうなと鼻の奥がツンとして危なくなりながら、なんとか見終えました。嵐の嬉しそうに歌う姿と層の厚い私の一番大好きなあのユニゾン。それはいつだって再生して聴けるのに、5年経って歌う嵐のカイトは、やっぱり違いました。
私、強がっていたのかなぁと思いました。やっぱり嵐がいないこの数年間、ずっと寂しかったのかなぁと。嵐が活動を終了してしまうことよりも、この数年の寂しさを思ってふいに出てしまった涙だったのかもしれないなと。
嵐のいないこの数年、正直にちゃんと悲しかったし、寂しかったのだと。強がっていたけど、戻ってくるかはわからないし、きっと自然消滅なことだって全然ありえなくない状況ではあるし。まわりからは解散と認識されていて、まぁその認識でも別にいいしなと思ってた。「期待しない」という大切なことを心に刻んでいたのかもしれません。そうでもしていないと、きっと心が潰れてしまうから。そんな「期待していない」なかで、急に戻ってきた嵐。…いやそりゃ泣いちゃうか。嵐のこと、本当にずっと好きだったんだなーとじわじわーっといろんな気持ちが溢れてきたカイトでした。
嵐が活動終了を発表して、どこかのタイミングで久々にブログで自分の気持ちを整理しようかなーとやんわりと思っていましたが、この瞬間を忘れたくなくて、今このカイトの感情を刻んでおこうと先に思いました。整理はもっと、嵐と一緒に、時間をゆっくりかけながら。
こんな一瞬の出来事の話なのに、長々と書いてしまいました。でも、それくらい私にとってはめちゃくちゃ珍しい出来事だったので、残しておきます。
休止前にサブスクを解禁した時、「音楽は残り続ける」ということを、松本くんが言っていたと思います。
その音楽に、もう一度本人たちがマイクを手にとった姿を一生懸命に刻む一年が始まる。私にとっては、最初で最後の最も愛したグループです。
今度はちゃんと、正直に、期待してみよう。
2025年1〜3月の楽しかったコンテンツ
こんにちは、ぱるです。
最近はいろんな記事を書いてみたい欲があり嵐以外にもいろんなことを記事にしたりつぶやいたりする機会が多いのですが、この前は嵐のライブBlu-rayが出ることがあり久々に嵐の話に懐古できてとても楽しかった。でもまだ買ってない。いい加減にして私。3本くらいに絞りたいのにまだ全然絞りきれてない。
そんなこんなで(どんなこんな?)、普段TV、動画、ラジオ、映画、音楽、展覧会…などいろんなコンテンツを見たり聞いたりするのが好きな私なのですが、ちゃんとインプットできてるのか?という問題がありました。
いろんな楽しかった経験を忘れずに日々記しておきたいと思い、今年は三ヶ月ごととかに響いたコンテンツをメモ書きで記しておこうかなと思いました。これ年明けてすぐだからきっとできること…。記録用みたいなものなのでもし読んでいただくことがあればなんやねんこれって感じかもですが、なにか有益な情報でもあるといいなとも思います。
自ら探しに行かなくても自分の趣味趣向にあった好きなものが勝手に流れてくる時代、興味のないものを吸収することも大切ですよねと最近よく感じる…。 続きを読む
2024年は映画だけを考えた 下半期
私としたことが下半期の映画をまとめ忘れていたことに今更気づきました。毎年毎年続けていたのに!
その理由の一つが全然映画観に行ってない。死活問題すぎ。まとめるのも恥ずかしいくらいの少なさですが、とりあえず感想の記録用として続けてきたのでまとめます。
続きを読む嵐のBlu-rayどれ買うか一緒に迷いたい話
こんにちはぱるです。
今年の9月15日、ついに嵐は結成25周年を迎えました。
本日は嵐の結成25周年日です 末永くおめでとう
— ぱる (@bi9ri) 2024年9月14日
いつものように祝っていると急に入った気まぐれでやってくる嵐お知らせメールと正午の発表。
今年 11 月 3 日にデビューから 25 年を迎える嵐ですが、 ファンの皆様に周年をお楽しみいただくための、いくつかの企画を準備しておりますので、お知らせいたします✨
— ARASHI (@arashi5official) 2024年9月15日
⭐︎25周年特設サイト「MY BEST ARASHI」 OPEN!
⭐︎ 嵐LIVE DVD合計12タイトルをBlu-ray 化、11月3日(日)発売決定!… pic.twitter.com/AMrTxDzSJU
なんかこの急にうるせえ感じっていうか、みんなのためにめっっっちゃ用意したよ!見てほら!!!ねぇ!!!見て!!!!(全力で肩叩いてくる)って膨大な数で見せてくる感じ、めっちゃ嵐のチームだなぁ…(菩薩顔)と思います。うんうんすごいねぇエラいねぇ(菩薩顔)って思います。規模感が麻痺ってる感じ。でもそれくらい嵐は我々にとってぽっかりと大きな穴を開け、それを少しでも埋めるために必要だった量ってことですよね。
そんな数々のエラいねぇ施策の中で特に気になったのはこちら。
■嵐 LIVE DVD計12タイトルをBlu-ray化、11月3日(日)発売決定!
嵐のLIVE DVD 12タイトルをBlu-ray化して11月3日(日)に発売いたします。
・「How's it going? SUMMER CONCERT 2003」
・「2004 嵐! いざッ、Now Tour!!」
・「ARASHI AROUND ASIA Thailand-Taiwan-Korea」
・「ARASHI AROUND ASIA+ in DOME」
・「ARASHI SUMMER TOUR 2007 FINAL Time -コトバノチカラ-」
・「ARASHI AROUND ASIA 2008 in TOKYO」
・「ARASHI Anniversary Tour 5×10」
・「ARASHI 10-11 TOUR “Scene” ~君と僕の見ている風景~ STADIUM」
・「ARASHI 10-11 TOUR “Scene” ~君と僕の見ている風景~ DOME+」
・「ARASHI LIVE TOUR Beautiful World」
・「ARASHI アラフェス NATIONAL STADIUM 2012」
・「ARASHI LIVE TOUR Popcorn」
これは……
あんたら、神か…?????
嵐のライブDVDは2013年発売のアラフェス'13以降、Blu-rayも発売されるようになりました。初めてアラフェス'13でBlu-rayのライブ映像を観た時にはもうそれはそれは本当にビックリしたのを覚えています。画質が良すぎて、今まで見ていた映像はなんだったのか…?と疑い、これ…やばいな…?と。当時からカラオケルームの大きな液晶画面で友人と鑑賞会をすることが多かったのですが、Blu-ray発売されるようになってからは正直アラフェス'13以降の映像を選ぶことがまぁかな〜〜り多かったです。しかも酷なのは、Blu-ray映像を見てからDVD映像を見た時の画質の落差がひどいところ…そのせいでより見なくなっちゃったのかも。小さな画面だとそこまで気にならないんだけども。
そんな小さくて大きいストレスを抱えていた問題に、ついに嵐側が終止符を打ちにきた。
全部Blu-rayにするだと…?おもしれーやつら。臨むところだよ…!!!
ということで富豪ではないのでどのBlu-rayを買うか、それぞれの良さを振り返りながら存分に悩むブログです。迷ってる方もぜひ一緒に迷って決めましょう。
ていうか昔の映像ってそんな簡単にBlu-rayにできるもんなの…?
続きを読む
2024年は映画だけを考えた 上半期
ぱるです。
上半期の映画をまとめましたが、下半期はすでにまだ全然観にいけておらず、下半期にまとめる映画少なそうでちょっと残念…。
観ようかなーと思っていたものがことごとくあまり評価が良くないこともあり、値段も上がってきているからこそ失敗したくない思いが強くなかなか観に行けていません…。
映画を観た上で合いそうな主題歌も一緒にあげていたけど、音楽考える前にとりあえず映画の感想を備忘録的にまとめておきたいため、2024年は映画だけとりあえず感想まとめていこうと思いました。
続きを読む都会の電車社会を乗りこなす
いきなり変な話をします。
私は子供の頃から電車移動をしています。車より圧倒的に電車が多かったです。そして普段の性格は穏やかで人間関係は圧倒的平和主義勢なのですが、電車のことになるとかなりせっかちになります。なぜかはわかりません。
そんな私が最近見出したあくまで自然な電車の乗り方を残してみます。乗り換えの便利さとか裏技ではなくただもっとちっさなマインド的な部分。普通の電車マナーを守るのは当たり前で、それとはまた別の話です。これが都会に来た人や久々に電車移動をする人が快適に過ごせるきっかけにもなりますようにと、謎の使命感です。
終始何言ってんだろ?という感じですが、私もそう思ってるので多めに見てください。
